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YUMEKOUBOU ANTIQUES

2018.9.27

音丸耕堂 - Otomaru Kodo
1898-1997 人間国宝

京都店では音丸耕堂の作品を展示しております。今回はその一部をご紹介します。
音丸耕堂は香川県高松を中心に活躍した明治・大正期の漆芸作家です。讃岐彫の石井磬堂に師事した後、香川の漆芸名匠である玉楮象谷に傾倒し、彫漆の道を志して独学研究に努めます。1955年には「彫漆」技法で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。

作品の最大の特徴は豊かな色彩表現です。多彩な中間色を作り出し、それまでの漆芸にはなかった独特な色合いの作品を生み出しました。また大胆でユニークな構図や美しく繊細な絵柄は古典的な意匠とは一線を画し、彼のデザイン性の素晴らしさを感じます。

彫漆の制作工程のひとつである「塗り重ね」と呼ばれる作業は、作品全体のバランスと文様を考えながら配色を決め、何十回、何百回と色漆を塗り重ねていきます。手間と時間のかかるこの作業は彫漆の仕上がりを左右する重要な工程です。手間を惜しまず、落ち着いて作業を進めたであろう耕堂の人間性がそのぞれの作品から伝わってきます。

地道に塗り重ねる作業とは対照的に大胆で立体的な彫りの工程も興味深いものです。自然をモチーフとした表現豊かな意匠は、美しいだけではなく楽しささえも感じさせてくれます。彫りと研ぎの作業を繰り返し、いちばん美しく見えるところを探し出す。そして耕堂自身の審美眼を頼りに素晴らしい作品を生み出していきます。

※参考資料
「音丸耕堂展 ―華麗なる彫漆世界」高松市美術館
音丸耕堂回顧展(香川県文化会館)

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